2023年03月14日
【報告】沖縄県の海ごみワークショップ(オンライン)2023
先日、沖縄県環境部による「海ごみワークショップ2023」がオンラインで開催されました。
案内はSNSだけでしたスミマセン、こちらでは報告になります〜
↑クリックすると拡大します
県外も含め30名以上が参加しました。
今年もアクティブで、ユニークな団体が活動紹介をされてましたよ〜
ビーチクリーン活動は、ここ数年団体も増え、非常に活発になってきてますね。
海洋プラスチックごみの問題がメディアなどで広く伝えられたことで、多くの人が関心を持つようになっているようです。
県の海ごみ対策地域計画は2010(H22)年度から始まっているようですが、私は2016年度から発生抑制ワーキンググループのメンバーとして参加させて頂いています。
実は当会は、これまで積極的にビーチクリーンを進めたり参加してきた団体ではありません
なので、長年ビーチクリーンを実践してきた猛者たちが集まるワーキンググループの中ではちょっと肩身が狭いのですが、、、
私も買い物ゲームの担当になって15年になりますので、「そもそも海ごみが発生しないようにする取り組み」ということでお手伝いさせて頂いています。
「海岸漂着物対策について」沖縄県環境部
https://www.pref.okinawa.jp/site/kankyo/seibi/ippan/marine_litter/index.html
ということで、今年で3年目のオンライン開催で、石垣島と台湾から、活動団体の紹介がありました。
活動紹介団体1
●縄文企画・石垣島 https://jomonkikaku.com/
すみません、全然知りませんでしたが、こんな活動をされている団体が石垣にあったんですね。海ごみでファッションショーやハロウィンなど、ビーチクリーンを楽しく盛り上げ、広く情報発信する、という意味ではダントツで楽しそう(笑)
活動紹介団体2
●Big Blue・台湾 https://lightuptheocean.org/
漢字ばかりのサイトですが(当たり前か)、メニュー部分にマウスを乗せると英語も表示されます。里仁という有機食品チェーンを運営する慈心有機農業發展基金會(仏教系の団体、福智文教基金会、福智仏教基金会が母体のよう)が進めています。 キャラbb くんのダンスやポイントカードなどで子どもの掴みはバッチリ。小学校での広がりがすごいです(資金もすごそう)。
2019年には台湾での交流ワークショップに参加しましたが、台湾は減塑(プラスチック削減、脱プラ)の動きが非常に進んでいて、驚かされます(日本が遅れているともいう)。
沖縄では、宮古、石垣など海岸漂着ゴミが非常に多い島嶼地域を抱えているせいもあり、どうしても「ビーチクリーン」の方に力を入れざるを得ないのですが、そこに留まってしまっているのかも知れません。出し続けていては「拾う」に終わりはないわけで、「出さない」ことにも同時に力を入れないといけません。
オンラインワークショップでは、少人数に分かれて話すセッションもありました。宮古島でビーチクリーンを続けている方から、「若い人達からは、どうして自分が出したわけじゃない海ごみを、私たちが拾わなきゃいけないのか、という感想も出てくる」との話も出ました。そういう気持ちになるのも無理はないですよね。この辺りの意識は都市部と言える沖縄島(本島)中南部と、島嶼部では全く違うでしょう。
「拾う」だけに留まらず、国際的な取り組み、特にアジアの途上国に対する協力や支援が不可欠でしょう。そのためには、使い捨てプラスチックの削減を始め、沖縄を含めた日本全体でライフスタイルや産業のあり方、廃棄物行政を見直して、それらの国々にもモデルを示していく必要があると思います。先進地である台湾に倣うことも大事ですね。
最後に、福岡県がとても面白くて分かりやすい啓発動画を制作していましたので紹介します↓
Facebookでも報告しています↓
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県外も含め30名以上が参加しました。
今年もアクティブで、ユニークな団体が活動紹介をされてましたよ〜
ビーチクリーン活動は、ここ数年団体も増え、非常に活発になってきてますね。
海洋プラスチックごみの問題がメディアなどで広く伝えられたことで、多くの人が関心を持つようになっているようです。
県の海ごみ対策地域計画は2010(H22)年度から始まっているようですが、私は2016年度から発生抑制ワーキンググループのメンバーとして参加させて頂いています。
実は当会は、これまで積極的にビーチクリーンを進めたり参加してきた団体ではありません
なので、長年ビーチクリーンを実践してきた猛者たちが集まるワーキンググループの中ではちょっと肩身が狭いのですが、、、
私も買い物ゲームの担当になって15年になりますので、「そもそも海ごみが発生しないようにする取り組み」ということでお手伝いさせて頂いています。
「海岸漂着物対策について」沖縄県環境部
https://www.pref.okinawa.jp/site/kankyo/seibi/ippan/marine_litter/index.html
ということで、今年で3年目のオンライン開催で、石垣島と台湾から、活動団体の紹介がありました。
活動紹介団体1
●縄文企画・石垣島 https://jomonkikaku.com/
すみません、全然知りませんでしたが、こんな活動をされている団体が石垣にあったんですね。海ごみでファッションショーやハロウィンなど、ビーチクリーンを楽しく盛り上げ、広く情報発信する、という意味ではダントツで楽しそう(笑)
活動紹介団体2
●Big Blue・台湾 https://lightuptheocean.org/
漢字ばかりのサイトですが(当たり前か)、メニュー部分にマウスを乗せると英語も表示されます。里仁という有機食品チェーンを運営する慈心有機農業發展基金會(仏教系の団体、福智文教基金会、福智仏教基金会が母体のよう)が進めています。 キャラbb くんのダンスやポイントカードなどで子どもの掴みはバッチリ。小学校での広がりがすごいです(資金もすごそう)。
2019年には台湾での交流ワークショップに参加しましたが、台湾は減塑(プラスチック削減、脱プラ)の動きが非常に進んでいて、驚かされます(日本が遅れているともいう)。
沖縄では、宮古、石垣など海岸漂着ゴミが非常に多い島嶼地域を抱えているせいもあり、どうしても「ビーチクリーン」の方に力を入れざるを得ないのですが、そこに留まってしまっているのかも知れません。出し続けていては「拾う」に終わりはないわけで、「出さない」ことにも同時に力を入れないといけません。
オンラインワークショップでは、少人数に分かれて話すセッションもありました。宮古島でビーチクリーンを続けている方から、「若い人達からは、どうして自分が出したわけじゃない海ごみを、私たちが拾わなきゃいけないのか、という感想も出てくる」との話も出ました。そういう気持ちになるのも無理はないですよね。この辺りの意識は都市部と言える沖縄島(本島)中南部と、島嶼部では全く違うでしょう。
「拾う」だけに留まらず、国際的な取り組み、特にアジアの途上国に対する協力や支援が不可欠でしょう。そのためには、使い捨てプラスチックの削減を始め、沖縄を含めた日本全体でライフスタイルや産業のあり方、廃棄物行政を見直して、それらの国々にもモデルを示していく必要があると思います。先進地である台湾に倣うことも大事ですね。
最後に、福岡県がとても面白くて分かりやすい啓発動画を制作していましたので紹介します↓
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Posted by くるくるリサイクル at 18:11│Comments(0)
│海ごみ