2006年06月21日

くいまーるプロジェクトとは

くいまーるプロジェクトは

スーパーや食品工場から排出された調理くずなどの食品循環資源を回収して、安全で栄養価の高い豚の飼料に再生し、畜産農家で使用するという食の循環システムです。


くいまーるプロジェクトとは


平成13年に養豚農家、資源化業者、プラントメーカー、学識経験者、環境コンサルタント、NPOなどの異業種でコンソーシアム(連携体)を立ち上げ、協働プロジェクトとしてスタート。
平成17年には5つの事業所からなるくいまーる事業協同組合を設立しました。

現在、排出事業所として琉球ジャスコ株式会社(イオングループ)、
沖縄ハーバービューホテル(全日空ホテルズ)も参加しています。


くいまーるプロジェクトとは


食料自給率の低い我が国は、世界一の食料輸入大国でありながら、一方では大量の食品廃棄物を生み出しています。
近年は食の安全性をゆるがす事件も多発し、また世界に目を向ければ、日々の食事さえ不足している国も数多く存在しています。

このような状況を背景として、食品の製造、流通、消費の各段階で食品廃棄物の発生を減らし、再生利用を図る「食品リサイクル法」が、2001年に制定されました。

そこで私たちは、食品廃棄物を資源として活用する仕組みをつくるために、食品循環資源を飼料・肥料として活かす、くいまーるプロジェクトを立ち上げました。
安全な食の生産・販売を行いながら、事業を通して得られた情報を環境教育につなぎ、循環型社会を築く礎としていきたい。
それがくいまーるプロジェクトの描いている夢です。


これまでの取り組み


2001年
 栄町市場商店街(那覇市)で調査を実施。
 琉球大學教育学部の学生とともに、30店舗の生ごみの組成を調査。

2002年
 「食品リサイクル先進モデル地域・グループ構築事業」を受託し、
 商店街、飲食店、スーパーでヒアリング調査。
 商店街での回収、飼料化試験を行い、2頭を肥育。

2003年
 「沖縄産学官共同研究推進事業」として、
 県内メーカーの協力で、飼料化装置を開発。
 専門家のアドバイスで、飼料レシピを開発。
 9月に20頭、12月には30頭を試験肥育。

2004年
 「新連携対策委託事業」(沖縄総合事務局)に採択。
 2期、56頭を肥育し、飼料、肉質の分析と装置の改良を図る。
 「食品循環養豚全国会議」を開催。
 宇栄原小学校(那覇市)がプロジェクトに参加。
 第2回試食会を開催。
 豚肉モニター調査を実施。

2005年
 くいまーる事業協同組合の設立。
 「都市再生モデル調査」(内閣府)に採択され、
 県内排出状況調査、食育プログラム開発、試食会を実施。


詳細はHPから↓


くいまーるプロジェクトとは
沖縄リサイクル運動市民の会
NPO法人エコ・ビジョン沖縄


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Posted by くるくるリサイクル at 14:41│Comments(0)くいまーるプロジェクト
 
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