2015年12月18日

冬のお楽しみと、フェアトレードのお話

やっと寒くなってきた沖縄です。
ということで、冬だけのお楽しみ、フェアトレードチョコレートを入荷しました。
(遅くなってすみません、、、)

冬のお楽しみと、フェアトレードのお話

パッケージデザインが大きく変更されましたが(値段も若干上がってます、、)、いつも通りの美味しさの第3世界ショップ(プレスオールターナティブ)のチョコレートです。


冬のお楽しみと、フェアトレードのお話

オレンジビターなどミニサイズの新しいチョコも登場しています。
クリスマスプレゼントに、冬のボーナスに、自分へのご褒美に、そして世界の生産者の皆さんのためにお買い上げお待ちしています!

冬のお楽しみと、フェアトレードのお話


せっかくなので、フェアトレード関連のお話と報告を。

当会ではコーヒーや雑貨などのフェアトレードグッズの販売を1988年から、また体験型ワークショップ「買い物ゲーム」を1999年に開発するなど、日常の「買い物」や「消費」を変えることでエコロジカルな市民社会を目指そうと活動してきています。

冬のお楽しみと、フェアトレードのお話
1988年2月2日 沖縄タイムス

現在でも事務所の表はエコ・フェアトレードショップになっていますし、フェアトレードコーヒー専門に自家焙煎しているショップは、今でも県内では当会だけだと思います。(たぶん)
ただし、その他の商品に関しては非常に厳しく、、かつてに比べると商品も減り、かなり寂しくなっています。
県内にあった同様のショップも、ここ数年でめっきり減ってしまいましたね。
無添加の商品などは一般のスーパーでも買えるようになってきたのでいいとしても、フェアトレードという言葉の認知度は、ネットによる全国調査(フェアトレードフォーラム)では上昇しているようですが、沖縄の一般の消費者の間では非常に低いままだというのが実感です(首都圏以外の地方は皆そうでしょうが)。


という昨今ではなのではありますが、、、
先日、京都で開かれた「持続可能な消費・グリーンコンシューマー全国ネットワーク(仮称)」の設立会に出席させて頂く機会がありました。

グリーンコンシューマーという概念は、フェアトレードはもちろん、環境など幅広い分野に渡っています。
今回、全国から30近い団体がネットワークに参加しているのですが、その顔ぶれを見ると、分野というか「問題」や「課題」が増え続けているということを改めて感じました。
食品関連でも、フードマイレージ、食糧自給率、添加物、遺伝子組み換え、トレーサビリティ、放射性物質、、、。
食品以外でも、カーボンオフセット、グリーンエネルギー、野生生物や熱帯雨林や海洋などの自然環境保全、農林水産資源の持続可能性、アニマルウェルフェア(動物福祉)、、、。

    

この手の認証ラベルもどんどん増えててますね、リンクしてるのでご覧になってみてください↑

「フェアトレード」ではなく「コミュニティートレード」という言い方をする団体もありますし、「グリーン」ではカバーしきれなくなったのか、最近は「エシカルコンシューマリズム」という言葉も耳にします。
「買い物」という行為はとても日常的で、「お金」は経済の血液ですから、グローバル化した経済では自分の財布が世界中のあらゆる問題に繫がるんですね。

もう何を買ったらいいか分からなくて、スーパーの棚の前で頭抱えて立ち尽くしそうですが(実際そんな感じだったり、笑)、でも、そこに新たな「消費から作る持続可能な社会」へのスタート地点があるんだという気がしています。


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Posted by くるくるリサイクル at 18:23│Comments(0)エコ・フェアトレードショップ
 
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