てぃーだブログ › くるくるリサイクルのブログ(沖縄リサイクル運動市民の会) › 買い物ゲーム › 「りゅうぽんで紹介!漫湖水鳥湿地センターにて買い物ゲーム

2015年10月05日

「りゅうぽんで紹介!漫湖水鳥湿地センターにて買い物ゲーム

先日、漫湖水鳥湿地センターの「Hicci Bannai」という自然環境における「ごみ」をテーマにしたイベントの中で、買い物ゲームを実施しました。

その様子が、琉球新報の子ども向け紙面「りゅうぽん」で大きく紹介されました。

「りゅうぽんで紹介!漫湖水鳥湿地センターにて買い物ゲーム
2015年9月20日 琉球新報りゅうぽん
↑クリックすると大きく表示されます

ところで、「ブラウン系、グリーン系」という言葉をご存知でしょうか?



ひとくちに「環境問題」といっても分野は様々です。
普段、当会が取り組んでいる「廃棄物」「ごみ」「リサイクル」などの問題は、「ブラウン系」「ブラウン・イシュー」と呼ばれることがあります。

「買い物ゲーム」は、日常の買い物から出るごみの「処理費」に目を向けさせようとする「ブラウン系」な啓発プログラムですが、それらの「ごみ」が正しく「回収」や「処理」されず、「自然界」へ出てしまうと、海や野生生物にも悪い影響を与えてしまいます。
悲しいですが、そのようなことが現実に起こり、大きな問題になっていることは、よくご存知のことと思います。

しかし、「森林」とか「海」とか「サンゴ」とか「生物」など「グリーン系」よ呼ばれる分野に比べて、「ブラウン系」は非常に地味で、市民やメディアの関心も薄い傾向があります。
生活に密着した身近な問題でありながら、「都合の悪いことは見たくない」と、つい目を背けがちな課題です。


「りゅうぽんで紹介!漫湖水鳥湿地センターにて買い物ゲーム

今回のイベントで「トランクミュージアム」を展示されたJEANの小島あずささんが、買い物ゲームの後、海ごみの話をしてくれました。
子どもたちも、「海に落ちているのは誰かが捨てたゴミ」ではなく、「自分たちが捨てたビニールを、ウミガメやイルカが食べて死んでしまうかもしれない」と、より身近に感じられたのではないかと思います。

今回は、買い物ゲームやトランクミュージアムの他にも、生ごみコンポストを紹介したりと、従来の「グリーン系」イベントの枠を超えた情報発信をされていました。

漫湖水鳥湿地センターさんのような「グリーン系」な皆さんが、果敢に「ごみと暮らしとの繋がり」や「ごみの減量」にまで踏み込んた企画を開催したことは、非常に素晴らしいことだと思います。

また、情報をよりわかり易く伝える「アート」な展示にも、とても関心しました。
これからがさらに楽しみです!


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

同じカテゴリー(買い物ゲーム)の記事

Posted by くるくるリサイクル at 14:59│Comments(0)買い物ゲーム
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。